06222021|身体がついていかないもどかしさ

0622 (火)

昨日から情報系の資格取得のための勉強を始めたのだけど思っていたよりも楽しめている自分がいて正直驚いている。流されてきた人生、って前にも書いたけど基本的に何にでも慣れてしまう性格というか特性がある。自分の軸がなくてヘナヘナしているなって思って落ち込む時もあるけど同時にそれは引越し三昧で常に変化と新生活の嵐だった私のいままでを生き抜く一つの術でもあったということを忘れたくない。それこそが私の強みであり、どこか遠くへ私を連れていってくれる手段なのだ、と。ずっと興味のあったものをただの興味で終わらせるのではなく、取り組める形あるものとして向き合っていくのもまたこれまでとは違って面白い。いままでは手探りで自分でウェブサイトやブログを作ってAWSのサーバーにホストしたりもしていたけどもっと大きな仕組みを理解することで可能になる世界が広がるのがとても楽しみだ。

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そんなことを考えならが情報系の勉強と共に都市計画の論文を読んだり新しく始まるインターンシップのプロジェクト企画を考えたりアメリカの都市計画の大学院を調べたりなどしている。このふたつ(テクノロジーと都市計画)何か共通点があるとすれば、(情報)ネットワークというキーワードが何度も浮かび上がってくる。と思っていたら積読の中に『私たちはどうつながっているのか』(増田直紀)という本を見つけて読み始めた。ネットワークの社会学的な側面とシステム的な側面を知って照らし合わせていくことでどんな世界が見えてくるのだろうとワクワクしている。

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昨日は犬の手術があったので私もとても緊張していてふわふわした一日だった。朝一に連れて行き、夕方のお迎えだったので一日だけだったが一日中家に犬がいないのが変な感じだった。我が家にやってきてまだ3ヶ月しか経っていないのにずっと一緒にいるみたいで逆にその前の生活を考えるのが難しいくらい。帰ってきてから麻酔でまだフワッとしている犬にご飯をあげたりトイレに連れ出していたらあっという間に夜が来た。

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夜、トイレに連れ出して帰りにアパートの入り口の階段でもう少しで私が転げ落ちそうになって手をついた。今朝起きたら右手首を捻ったみたいで曲げたり重いものを持つと指を含めた筋みたいなところ全体に痛みが走る。とても久しぶりに怪我をした。ここ数日体もなんだか自分の体じゃないみたいな感じが続いていてちょっとした動作が億劫になっていた。一昨日はシャワーでふらついて耳鳴りと寒気が止まらなくてしばらくベッドの端っこに座って呼吸を整えていた。頭痛と吐き気が定期的に襲ってきてこれからのことを考えると息ができなくなるみたい。私の体に何が起こっているのかわからない。体と共に生きるのが定期的に辛くなる。

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体がこんなだからメンタルも一緒になってぼろぼろでこれからのことを考えたり自分の能力のなさに嘆いたりここからどう進んでいけばいいのかわからなさすぎて一人でむしゃくしゃしている。泣きたくてもそんな力もなくてただただ胸の辺りのつっかえが大きくなっていくだけみたい。

06192021|自分の道

06192021 (土)

今朝起きたらいつもよりも外が明るくて少し寝過ごしたことに気付く。週末でも体内時計通りに大体7時を目安に起きるから目覚ましはかけないんだけど今日は少し疲れていたのか気づいたら8時半を過ぎていて急いで起きる(特に用事があるわけでもないんだけど)犬は人間が起きたのに気付いてとてもはりきっている。とりあえず着替えて朝のトイレに連れて行く。外はさっきまで大嵐に覆われていたみたいに木の枝や葉っぱがあちこちに散らばっていて側溝には水が土砂みたいなものがたくさん流れていた。空は快晴だけど一面の様子はそれとは裏腹にまだ嵐からの体当たりから回復しているみたいでとても不思議な雰囲気だった。犬はトイレを済ましてまだまだ歩く気でいたのでとりあえず公園を小さく一周して家に戻る。

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週末のは土日のどちらかが掃除の日になる。明日は少し予定があるので今日のうちに一週間の買い物と掃除を済ませる。台所、お風呂場、洗面所、家全体の埃を取った後に掃除機をかけて完了。歩いて街の中心へ向かう。ずっと欲しいと思っていたデニム探しにやっと納得のいくフィットのものを二本購入してお昼を食べ、食料を抱えて帰路につく。アパートのあるところまで永遠と思われる長さで伸びていく坂はいつも大きな荷物を抱えながら登ると脚と肩にこたえる。なんとか家に着いたときの達成感と暑さはどの季節も一緒みたいだ。帰ってからはひたすら編み物と読書に耽る。学期休みらしき休みも今週までなので堪能しておこう。学生生活も残り一学期となっている焦りと不安は逆らえない時間の流れで、私はただただ真っ向から受けるしかないみたいだ。

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昨日はひたすら奨学金や大学院について調べていたけど移民で微妙な居住権しか持っていない私は何ページもある奨学金のどれにも応募することができなくて国のローンも借りられないので大学院費用を全額一括で賄えない現状で進学を考えるのは難しいかもしれないという結論に至っている。とりあえず卒業後は情報システム系の政府支援が適用される専門コースにパートタイム勉強+フルタイム仕事かフルタイム勉強+パートタイム仕事、のような形で進むこと方へ今傾いている。テクノロジーにはずっと興味があったけどその興味もあやふやでなかなか形になる資格や技術へ繋がっていかなかったことももどかしかったのでとりあえず無料だしこの情報システムの基本コースに挑戦してみようと思った。やってみて思ったようなものじゃなかったらそれでいいし、その技術は今後も助けになってくると思うから無駄ではない。そんなことを思いながら新しく決めた方向性に向けての資格勉強法や取得資格を模索しながら同時に来週のインターンに必要な企画書の下書きを書く。大学もあと一学期残っているのでその勉強もある。どうやって全く違う分野の学びを同時進行で並走させていけるかが下半期の課題になりそう。

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そういえば金曜日にしいたけ占いの下半期が出た。しいたけさんの言葉はとても大きな俯瞰した地図を読んでいるような気持ちになる。直接的にあ、私だ!みたいな感じではなくとももっと自分という存在をマクロに説明しているような印象がある。

恩を返す、借りを返すことに対しては、ちょっとしたしつこさも持っているから。でも、ここであえて言わせてください。あなたはいろいろな恩や借りについて、もう全部返したと思います。だから、誰かを喜ばせることも大事だけど、もっと自由にやってみて。あなたが喜んでいる顔は本当に素敵なのです。もっと図々しく、もっとたくましく、常に心の声として「私を見て!」と叫び続けて。あなたはもう、進化しているし、覚醒なんかもした。だからもう、この世界に感動を取り戻しにいきましょう。それは、あなたの大切な仕事なのだから。

人の間で流されて生きてきたなと自分の人生については色々思うところはあるしこれをずっとネガティブにしか思えなかった。これを機に少しずつもっと自分が自分で決めて、良いと思ったことに自信を持っていこうと思う。いつも申し訳なくて誰かに頼ってばかりだなとしか思えなかった今までをもう少し自分の功績の認知と自分の道の追求に焦点をずらしていってもいいのかもしれないと思えた。

 

 

06172021|先が見えないって怖いな

0617 (木)

毎日継続して、という目標は大体四日目を過ぎたあたりから大変になってくる印象がある。それまでは気持ちが原動力となって私を引っ張っているからなんとか今日も書こう、みたいな根性だけで動かされているみたいなところもあってそれでなんとか続けている。だけどそれを過ぎた後からこれはもっと日常の習慣の一つとして確立する必要があるなと思った。朝起きたら白湯を飲む、歯を磨く、シャワーを浴びるのように普通に寝る前に日記を書く、みたいな動作がその中に組み込まれれば多分根性とか気力みたいな労力を使わずに続けることができるのだろう。

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昨日は二週間ぶりに大学のキャンパスに足を運んだ。来学期の授業を少し相談するのと学習室を妹に案内するため。最近図書館の下の階にある学習室が新しくなってソファから学習デスクまで全部新しくなって、しかも一つ一つがとてもプライベートな空間になったので勉強したりちょっと一人でリサーチに取り組みたい時なんかに最適。特に学期休みに入ってからのキャンパスの空き具合は最高に良くて空間を独り占めできるのが楽しい。その後、編み物の新しい棒針を買いに行く。今朝、私がうっかり低めの場所に置いてってしまった途中の編み物を犬が破壊した。編みかけのマフラーらしきものは毛糸が全部ほつれて家中に散らばっていて棒針は下の丸いところが歯形だらけで先がかけた。と言うハプニングがあったため新しい棒針と毛糸を探しに行く。少し明るめの緑とベージュと黄色の間のような温かみのある色を見つけた。母と妹と三人でカフェでコーヒーとお昼を食べて私の家に戻って紅茶を飲んで犬と遊んだ。

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改めて一日を振り返るとのんびりした休日みたいで少し後ろめたさがある(平日なのに!)みたいな。世の中の月金9時5時の義務に飲まれそうになる自分も嫌だし、その枠にはまれない自分も嫌だという矛盾がある。そんなものを抱えながらこれから就職がどうなるのかとかインターンのこととかライターの仕事の拡大とか進学について考えている。一番の希望としてはこのまま卒業して大学院に進学して都市計画を学びたいところだけどお金がかかる。学部の学費も借りているのでそれを返済しないといけないのもあるし大学院に進学して生活を支えていかないといけないので仕事を掛け持ちしないといけなくなる。パートタイムで行ってもいいかなとも思うけどまずは仕事、と言うところで思考止まってしまっていてそこから先があまりうまく考えられない。裕福とは言えないしこれからのことも考えて先にキャリアを積んでからまた大学院に戻った方がいいのかとも思ったり。不確定要素が多過ぎてあまり身動きができな状況だ。

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久しぶりにお天気が良かったので犬を連れてまた散歩に出る。新しいカフェでお昼を食べて、コーヒーを飲んでまたさらに遠くまで歩く。犬と歩いていると自分以外の外にある何かに集中できるのがいい。公園まで行くとまだ地面が泥で柔らかくて危うく滑るところだった。通ったことのない新しい住宅街にある裏道を通りながらこの辺りの家事情を把握する。ニュージーランドはキウィドリーム(アメリカンドリームみたいな感じ?)でまだまだ一軒家で3ベッドルーム+庭+ガレージみたいな傾向が強くてアパートや集合住宅の発展が乏しい。実際周りの話を聞いていても割とみんな一軒家を買うために郊外へ出て行くつもりらしい(住宅価格の高騰で買える家がないので)そんなことを聞いていると私は果たして自分の家が欲しいんだろうかって考え直す。こっちの集合住宅の管理費ってめちゃくちゃ高いしアパートの前金やその他の資金サポートって一軒家に比べたら劣っているような。そんなこと考えながらいまのアパートにそのまま来年も住み続けるのか考えてみたり。先が見えなって怖いな。

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