06172021|先が見えないって怖いな

0617 (木)

毎日継続して、という目標は大体四日目を過ぎたあたりから大変になってくる印象がある。それまでは気持ちが原動力となって私を引っ張っているからなんとか今日も書こう、みたいな根性だけで動かされているみたいなところもあってそれでなんとか続けている。だけどそれを過ぎた後からこれはもっと日常の習慣の一つとして確立する必要があるなと思った。朝起きたら白湯を飲む、歯を磨く、シャワーを浴びるのように普通に寝る前に日記を書く、みたいな動作がその中に組み込まれれば多分根性とか気力みたいな労力を使わずに続けることができるのだろう。

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昨日は二週間ぶりに大学のキャンパスに足を運んだ。来学期の授業を少し相談するのと学習室を妹に案内するため。最近図書館の下の階にある学習室が新しくなってソファから学習デスクまで全部新しくなって、しかも一つ一つがとてもプライベートな空間になったので勉強したりちょっと一人でリサーチに取り組みたい時なんかに最適。特に学期休みに入ってからのキャンパスの空き具合は最高に良くて空間を独り占めできるのが楽しい。その後、編み物の新しい棒針を買いに行く。今朝、私がうっかり低めの場所に置いてってしまった途中の編み物を犬が破壊した。編みかけのマフラーらしきものは毛糸が全部ほつれて家中に散らばっていて棒針は下の丸いところが歯形だらけで先がかけた。と言うハプニングがあったため新しい棒針と毛糸を探しに行く。少し明るめの緑とベージュと黄色の間のような温かみのある色を見つけた。母と妹と三人でカフェでコーヒーとお昼を食べて私の家に戻って紅茶を飲んで犬と遊んだ。

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改めて一日を振り返るとのんびりした休日みたいで少し後ろめたさがある(平日なのに!)みたいな。世の中の月金9時5時の義務に飲まれそうになる自分も嫌だし、その枠にはまれない自分も嫌だという矛盾がある。そんなものを抱えながらこれから就職がどうなるのかとかインターンのこととかライターの仕事の拡大とか進学について考えている。一番の希望としてはこのまま卒業して大学院に進学して都市計画を学びたいところだけどお金がかかる。学部の学費も借りているのでそれを返済しないといけないのもあるし大学院に進学して生活を支えていかないといけないので仕事を掛け持ちしないといけなくなる。パートタイムで行ってもいいかなとも思うけどまずは仕事、と言うところで思考止まってしまっていてそこから先があまりうまく考えられない。裕福とは言えないしこれからのことも考えて先にキャリアを積んでからまた大学院に戻った方がいいのかとも思ったり。不確定要素が多過ぎてあまり身動きができな状況だ。

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久しぶりにお天気が良かったので犬を連れてまた散歩に出る。新しいカフェでお昼を食べて、コーヒーを飲んでまたさらに遠くまで歩く。犬と歩いていると自分以外の外にある何かに集中できるのがいい。公園まで行くとまだ地面が泥で柔らかくて危うく滑るところだった。通ったことのない新しい住宅街にある裏道を通りながらこの辺りの家事情を把握する。ニュージーランドはキウィドリーム(アメリカンドリームみたいな感じ?)でまだまだ一軒家で3ベッドルーム+庭+ガレージみたいな傾向が強くてアパートや集合住宅の発展が乏しい。実際周りの話を聞いていても割とみんな一軒家を買うために郊外へ出て行くつもりらしい(住宅価格の高騰で買える家がないので)そんなことを聞いていると私は果たして自分の家が欲しいんだろうかって考え直す。こっちの集合住宅の管理費ってめちゃくちゃ高いしアパートの前金やその他の資金サポートって一軒家に比べたら劣っているような。そんなこと考えながらいまのアパートにそのまま来年も住み続けるのか考えてみたり。先が見えなって怖いな。

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