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両極を手に

 

感覚で書くことについて少しばかりいつも負い目を感じていた。

論理的に言葉を連ねていくのではなくて、支離滅裂な文章を

ものすごい速さで打ち出して、そして校正も何もしないまま。

 

でも逆にそんな中で出会えた自分の感覚がたくさんあることに

最近少し気付き始めてから、これもまた自分が書く意味のひとつ

なのかもしれないと。そしてそれがわかったのと同時に丁寧に

構成や言葉の並び、流れを考えながら書いていくということの

重要さや役割、それらがもたらす読みやすさや力を実感した。

 

人間は逆の状況を経験することによって、そしていまあるものを

認めていくことによってはじめて自分の心が一時停止してその

落ち着いた間にその心の端っこに小さな隙間ができて、それが

「余裕」「余白」というものでそこに全く違う概念や世界が

入り込む余地ができる。それまで私たちは自分が認められること、

存在を知らしめて、何とかこの大海原でうまくやっていこうと

やけになっている。どこかでなにかが切れるのは時間の問題。

 

でもそれが違う方向へ曲げられ、そして解放された時に見える世界。

それは両極を手にどちらの世界をも眺めてそれぞれの良さを理解できる眺め。

 

それが欲しくてこれを10分で書いてしまった。

感覚と論理の文章は共存できるんだという誰かにとっては当たり前かも

しれないけれど自分にとってはとてつもない大発見であったよ。

 

 

muuu