わたしの願うこと

こんばんは。
戻ってきました。
七夕の夜に言葉と再会できました。

 

この数ヶ月という短いような長いような時間の間にたくさんのことが起こりました。

 

もうすぐ2年になる職場に辞職届を出し、異国の地での初めての転職活動に励み、精神ズタボロになりながらいろいろなところに面接に行って話す術を学び、なんとか良さそう決まったと思ったところから肩透かしを食い、職探しを再開して、やっと就職先が決まり、その途上でひとつ大きな目標が自分の中に立ち上がり、新しい家に引っ越しました。初めての他人との共同生活を始めました。22年間、20回以上共に新しい土地と家で暮らしを始めた家族と初めて離れました。

 

帰る場所がなくなり、心の拠り所である友たちが次々とこの地を去っていく。

 

街並みはいつの間にかオレンジと赤に彩られ、

そして朝晩は濃い霧に覆われ、

窓にはびっしりと水滴のつく冬という季節に突入した。

 

新しい暮らしと環境に慣れるのに必死な自分と、見慣れた風景や会話が流れていくのが寂しい。心が揺れるなんて生易しいものじゃない。まるで毎日台風と豪雨が襲ってくるみたいな心臓の鼓動。それでも平静を装っている。なんとか日々を生きている。朝起きて、隣の部屋の住人たちと当たり障りのない会話をして休みの日には本を読んで、言葉を綴り続けている。大きく変わったものと残ったものたち。

 

明日、いまの職場での仕事納めとなる。

この地に来て初めての職場で、学校に行きながら雨の日も晴れの日も懸命に通った。ものすごい体調を崩して1週間熱が下がらなかったり、あまりのストレスで心身ともに病みに病んだ場所。結構なきつい言葉を平気で投げてくる同僚たちに対してだんだんと耐性をつけて、よくわからない理由をするする引きずりながらわたしはここまで来てしまった。もちろん勉強になったこともたくさんあったし、すべてが無駄だったとは言わない。でももう少し早くこの場所から離れることができていたらわたしはここまで朝を疎むこともなかっただろうに、とも思ってしまう。だから明日を迎えることにホッとしているというのが正直なところ。そしてその先に見えている未来の微かな輪郭に目を凝らしている。

 

終わりはいつも何かの始まりであるのはわたしが一番よく知っているんだけど、

次の始まりはこの人生の中でかなり大きな章の始まりかもしれない。

 

一緒に読んでくれる人がいることはなんて幸せなんだろうって。
願うことはただひとつ。

みんなが伝えたいことを伝えたい人に伝えられますように。

書き続けます。

 

mugiho