青が好きだよ。

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見上げて見えるもの。

外にゴミを出しに行って見上げた先には。

真っ青でもなく、曇りでもなく何とも言えない青の夕方だった。

薄いのにその色の存在感は辺り一面を埋め尽くしていて

まるで自分も青く染まっているような錯覚に陥る。

 

帰り際にまた空を見上げた。

そこに広がっていたのは終わり。

それは夜のはじまり。

明日への準備。

今日という時間の死。

朝というスタートラインへの歩み。

 

たった一瞬の時間をひとりの人間だけでもこれくらい思いつくということは世界中の人たちが同じ空を見上げたらその空はどんな色と想いで塗り尽くされるのだろうとゾクゾクしてしまう。

 

世界は広くてそれぞれ違うんだって口で言うのは簡単で、言いながらそんなことこれっぽっちも思っていないであろう人たちもごまんといてそれも違いだって言われればそうだねと微妙に頷かないといけない気がして、うーんでもそれとは違うんだよなと言いたくなるけどそれもまた個人的な主観なのだ。難しい。

 

青い空はどこまでも青くて単純に美しくて心が溶けたり締め付けられたり涙が出そうになったり無性に不機嫌になったりとても不安定だ。

 

でも、だから青が好きでそのグラデーションに散りばめられた個々の想いや考えや主観もすべて含めて青。

 

青が好きなんだ。

ただそれだけ。

 

 

mugiho