読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

受け取る力

 

最近ちょこちょこと外に出る機会が増えてきたように思うんだけどやっぱり気を使うし元々人馴れしていないので話し出すまでに時間いるしそんなコンプレックスの塊みたいな自分がつくづく嫌になってくる。

 

話したいこと、聞きたいことは山のようにあるんだけどそれと自分の外側が追いついていないっていうか。文章で表現するぶんには自分のペースで自由に書けるんだけど人とと関わっていると相手の反応がダイレクトに返ってくるからどんな反応であれその場から逃げることができないという事実がある。

 

でもだからこそコミュニケーションっていうものは大事なのではないかなと最近考え始めた。昨日こんな本を読み終わった。彼女はSFCでコミュニケーションと教育についての授業を行っていてそれこそもうコミュニケーションのプロみたいな人で。でもそれに書いてあったことで私が印象に残ったことが「受け取る」心、力についての大切さを書いていたこと。この間読んだ津田大介さんと西きょうじさんの越境にも書いてあったけど今は情報を簡単に発信できる時代であり発信し積極的に発言したりなどというスタンスがもてはやされている風潮にある。もちろんこの力も大切であることにはかわりない。ただ、それ以前に自分自身が相手を受け入れるという器を持っていないとお互いのコミュニケーションは成り立たない。話を聞いてくれる人がいるから発信できるわけで、何もないところに一人で発信していてもそれほど虚しいことはない。

 

相手の話を真剣にしっかり聞ける人って実は少ないんじゃないかな。実際聞いているようでもそのまま右から左へと流れてしまっていたり、まぁ適当に相槌でもうってみたいな感じで聞いていたり。自分が次になに話そうかなんて考えていたり。

 

でもどんな話であれ自分以外の人間が目の前で何かを伝えたいから「話している」んだって思うと相手ともっとしっかり向き合いたいと思う。自分が真剣に相手に向き合い始めると相手もわかる。そうすると話し相手自身が提供してくる話題が変わるかもしてないしもっとお互いに深く理解し合えるコミュニケーションが取れる気がする。

 

最近なにかと発言しないと!みたいな焦りに駆られていたけどなにもみんなに合わせて発言しまくらなくても自分を無理に枠に押し込んでまでしなくても大丈夫なんじゃないかなと思う。言うべき事を言わないといけないときには言うけども、いつも「はいはい!」って手を挙げていなくてもいいんだよって。それよりもどれだけ相手の話を真剣に聞けるかをもっと極めていきたい。