2023 大晦日

2023は本当に怒涛の一年だった。 あっという間に開幕したと思ったら瞬く間に12月31日を迎え、その間に起こった出来事の多さと密度をまだ消化しきれないまま年を終えようとしている。あまりにもたくさんのことがありすぎてまとめて振り返ろうとしても何が何だ…

ただただ日記を書くのは難しい

とても久しぶりにはてなブログを開いて読者になっている人たちの書き物を読んでいたら無性に「ただの日記」みたいなものが書きたくなってワードでいつも下書きするのだけど調子が悪いのでMacのテキストエディットを引っ張り出して日記らしきものを数ヶ月ぶり…

2月日記

昔から誕生日を祝うことがあまり好きではない。自分の存在がまた少し死へ近づいたな、と母が作った誕生日ケーキを前にして心の中でよく思っていた。年齢が上がれば年を重ねていくことへの抵抗感や意味事態が薄れていくだろうなと思っていた。でも、同時に矛…

1月のこと

02.02.2022 今年はデイリーダイアリーというものを初めて使っている。あらかじめ全ての日にちに1ページずつが割り振られていて日付を書く必要もなく今日の振り返りを記入できる。昨年は継続ができない自分に本当に悩まされた一年で今日は疲れているから、と…

8月6日|就職と最近のこと

0806 (金) 一番苦手なのが継続かもしれない。自分の人生を振り返ってみても引っ越し三昧でどこにも定住できなかった20年間、いつも自分が属せる場所を求めていた。人間関係だって習い事だって全部行く場所でリセットされていくならこんなに頑張る必要ないん…

07012021|気付いたら7月だったよ

0701 (木) 変な夢から起きたらもう7月で絶望感に襲われて1日があっという間だった。夢から醒めようとしている間に1日が過ぎ去っていったみたいな感じ。 ------------------------- 今週の月曜日からインターンが始まった。オフィス初日はめちゃくちゃ緩くて…

06222021|身体がついていかないもどかしさ

0622 (火) 昨日から情報系の資格取得のための勉強を始めたのだけど思っていたよりも楽しめている自分がいて正直驚いている。流されてきた人生、って前にも書いたけど基本的に何にでも慣れてしまう性格というか特性がある。自分の軸がなくてヘナヘナしている…

06192021|自分の道

06192021 (土) 今朝起きたらいつもよりも外が明るくて少し寝過ごしたことに気付く。週末でも体内時計通りに大体7時を目安に起きるから目覚ましはかけないんだけど今日は少し疲れていたのか気づいたら8時半を過ぎていて急いで起きる(特に用事があるわけでも…

06172021|先が見えないって怖いな

0617 (木) 毎日継続して、という目標は大体四日目を過ぎたあたりから大変になってくる印象がある。それまでは気持ちが原動力となって私を引っ張っているからなんとか今日も書こう、みたいな根性だけで動かされているみたいなところもあってそれでなんとか続…

06152021|海を超えて話す

0615 (火) ここ最近の朝はとても暗くていつも通り7時に起きても家中は真っ暗だし、空は灰色に曇っているしなかなか起きられない。最近、6ヶ月になって少し我が家にも慣れてきた犬をベッドの下の方で一緒に寝られるか試しているんだけど難しい。眠りが浅い上…

06142021|編み物を始めた

0614 (月) 週末はあっという間に過ぎ去って世の中の月金の感覚に飲み込まれていることに少し嫌気を差しながらも月曜日が始まった。今朝予定されていたインターン先のミーティングは私のマネージャーにあたる人が家の事情でオフィスに来られないということで…

06122021|死火山を登る

0612 (土) 今日は土曜日なので寝坊をする。昨晩は久しぶりに読んでる小説に引き込まれてすっかり真夜中を過ぎた頃に眠りについた。朝が久しぶりにいつもより明るくてまだまだ冬の道のりは長いけど少しだけ心が晴れた。朝ごはんを食べた後、静けさの宿る家で…

06112021|日にちを間違えていた

0611 金曜日 昨日書いてた日記の日付が一週間丸々ずれてて恥ずかしかった。しかも何度も編集してたのに全然気づかなくて一日経ったいま、この日記を書こうと思って日付を見た時に気がついて、あれ???ってなった。どうしたものか。時間の流れが少し狂って…

06102021|昨日のこと、今日話したこと

昨日と今日話したこと、考えたこと。

時間をかけてたどり着いた場所は

はてなブログを開設してから6年以上が経つ。初めての自分のパソコンを手にしてから5年が経つ。ニュージーランドに引っ越してきてから5年目に入る。こんな時間の流れを背負っていくとふとした瞬間に私の人生は私のものではなくなっているという気持ちになる。…

一年の重み

「一年」という時間の単位は年齢を重ねるほどにどんどん重みを失っていく。少し前の一年が終わる時の感覚は今年もたくさんのことがあったな、一年が終わるなっていうホッとした気持ちと次の年はどんな年になるんだろうというワクワクが入り混じっていた。い…

矛盾した二つの想いに挟まれ葛藤して生きること

よくある年末のまとめみたいなものは書きたくないと思っている自分の存在を認識して「ああ人間は皆、特別でいたいんだ」と思う。人と違うことにはリスクはあるけれど、同時にその他大勢の波に飲み込まれることから逃れることができる。その人にとっての幸せ…

寂しがり屋でもいいじゃない?

最近、書いていなかった。 というのは嘘で飛行機でも混乱した心を鎮めるために書いていたし、日本に到着してからバタバタした最初の数日を除いてこちらの合宿が始まってからはほぼ毎日書き続けている。 こんなにも書くことが自分の日常の一部になる日が来る…

本当に言いたいことは別れる時に浮かんでくる

もしかしたらわたしは、一見書きたいことばかり書いてきたように見えて、本当に言いたいこととか、書きたいことを書いてこなかったのかもしれない。 自分で言うのもだけど、結構我慢強い方だと思う。 引っ越しも転校も信じられないくらいに繰り返しながらな…

帰ってくる場所について

帰ってくる場所がないままにこうして21年を過ごしてきて、 自分の後ろに残ったものとは。 毎年のように住む場所が変わり、学校が変わり、生活が変わるのが当たり前な人生を生きてきた。気づけば微妙な期間しかいなかったその場所に自分の居場所はなくて、「…

不確かな世界へ 3

LOST SOUL 3. その目なのか石なのかわからない物体を拾い上着のポケットに突っ込んだ。ひんやりと冷たい。ビー玉みたいな滑らかさ。思っていたよりも小さくて指の間にすっぽり収まるその小さな正体不明の(私は目だと思っている、どこからかくる確信。不可能…

見えない場所、聞こえない言葉。

Fire tonight in Greenpoint 見えない場所でなにをしているのか。 まだどこにも辿り着けない自分は毎日をどう生きているのか。 人に認めてもらいたいんだという叫びを押し殺しながらそれでもなんとか平静を保って日常を送っていくのに良い悪いもなくて、そこ…

不確かな世界へ 2

2 聞こうとすればするほどの聞こえなくなるのはなぜ。 一方で聞きたいと願う音や情景や情報が一気に駆け巡るのは? 過ぎ去っていく人々の顔を認識しようと私は地面の影を見つめていた顔を上げてほとんど上を向いたような状態で歩く。果たして、これで人の何…

不確かな世界へ

nobody's heart it perfect 1 伝わる世界はなんて狭くて嘘っぱちなんだろ。 思いがそのまま隣に伝染しているのではないかと疑うくらいに自分の内から溢れ出ていても、それを言葉という媒体に落とし込んだ瞬間、そこにあった思いとか見えなくてふわふわしてい…

書くことの根源=言葉とは 『言葉が鍛えられる場所』平川克美

書くことって何なのかな。 ブログを書くことって。人の目につく場所に自分の言葉を散らすことは何を意味していて、自分はそれを通して何をしたくてどこへ行きたくて、今日も明日も昨日もすべて言葉で表してしまえると思っていることは、結局は言葉なんかでは…

雨が降るとき

まず、朝焼けがとても綺麗。 朝6 時半に玄関を開けて、ふたつめのドアの先に日の出の方向が見えるのだけど、空が真っ赤に染まっている。ピンク。紫とグレーが混ざっている。太陽自身は見えない。街への橋を渡るときに左手に広がっている海はいつもよりとても…

映画はつまり愛

映画を観るのが怖くなる時がある。 その理由についていろいろ考えていたのだが、これと 言った答えにんたどり着かないまま夜になってしまった。 映画とはなにか。 そこから問い始めるともうどこから始めてどこで終わればいいのか到底わからないからいま自分…

時間に置いていかれる恐怖

時間に置いて行かれるのが怖い。 永遠に続くと思っていた小学生の頃の夏休みとか。 進路について希望を迫られる(それってそもそも希望なの?)と 選択にかける時間というものがもう残りわずかなことに気づくときとか。 怖くて怖くて走り続けて来たけど時々…

永遠に同じ曲を聴いていられるタイプなんだ。

一度自分の感覚やリズムに編み込まれてしまうとその音は自分の一部となる。 自分の中に形成途中のところに絶妙なタイミングで潜り込んでくるとき。 全く外から予想もしていない時にふと落ちてきた音がそのまま新たな部分として自分にくっついてそのまま共に…

映画×音の埋める世界

『海街diary』是枝裕和(2015) 是枝監督の作品に溢れる音たちが大好き 聞こえなくてもそこにある音 映画について考えるとまず浮かんでくるのは音。 音というのは不思議なもので、普段周りに常に溢れているのにその世界をあまり集中してみることは少ない。音…