雨が降るとき

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まず、朝焼けがとても綺麗。

朝6 時半に玄関を開けて、ふたつめのドアの先に日の出の方向が見えるのだけど、空が真っ赤に染まっている。ピンク。紫とグレーが混ざっている。太陽自身は見えない。街への橋を渡るときに左手に広がっている海はいつもよりとても明るくて、そして暗い。真っ黒に見えるんだけど、分厚い雲のすきまから漏れ出した太陽の光が左前方に見えるビルに反射して、それが水面に映る。そうするとそこだけが照らされて、それ以外の周りの空間はますます暗闇に沈んでいく。

 

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映画はつまり愛

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映画を観るのが怖くなる時がある。

その理由についていろいろ考えていたのだが、これと

言った答えにんたどり着かないまま夜になってしまった。

 

映画とはなにか。

そこから問い始めるともうどこから始めてどこで終わればいいのか到底わからないからいま自分の範囲での映画の存在について思うと、それは自分の一部であり日々の糧であり、世界への架け橋と窓であり、そして自分自身の井戸へ降りていく階段である。

 

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時間に置いていかれる恐怖

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時間に置いて行かれるのが怖い。

永遠に続くと思っていた小学生の頃の夏休みとか。

進路について希望を迫られる(それってそもそも希望なの?)と

選択にかける時間というものがもう残りわずかなことに気づくときとか。

怖くて怖くて走り続けて来たけど時々ふと立ち止まってみて、

ああ自分はまだこんなところまでしか来ていないじゃないかという絶望。

 

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